刑事裁判の事実認定で首をかしげざるを得ないものがある理由は,一つに,刑事裁判官のプライドの高さにあるのではないか。つまり,被告人なんかに騙されて無罪を出したくない,というもの。同じ騙されるのであれば,同じ在朝法曹で,しかも固定客の検察官のほうがマシではないか(続く)
— 深澤諭史 (@fukazawas) 2013, 2月 9
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裁判の公開原則を軽視しすぎてないか。→「証人の声、傍聴人に聞かせる義務ない」 東京高裁判決 – 朝日新聞デジタル/落合洋司弁護士
裁判の公開原則を軽視しすぎてないか。→「証人の声、傍聴人に聞かせる義務ない」 東京高裁判決 – 朝日新聞デジタル http://t.co/CiiX7BE629
— 落合洋司 (@yjochi) 2014, 7月 11
刑事裁判で「ことの本質」に迫る必要はない、という思想で作られている制度だと思います。/ジャーナリスト江川紹子
.@nishidak0705 刑事裁判で「ことの本質」に迫る必要はない、という思想で作られている制度だと思います。一面正しいとも言えるんだけど、じゃあ、どこで「ことの本質」に迫る手がかりを得るのか、ということになるわけですよね。拘置所や刑務所での面会等が非常に制約されている日本で
— Shoko Egawa (@amneris84) 2014, 6月 29
昔はけっこういた気がする。公判の被告人質問でようやく事件の内容を把握する弁護人。/矢部善朗弁護士
昔はけっこういた気がする。公判の被告人質問でようやく事件の内容を把握する弁護人。RT @nan5o: 弁護人における起訴状一本主義 #刑事弁護カルタ
— モトケン (@motoken_tw) 2014, 6月 6
刑事弁護人の職責というのは、ほんとに理解されてないな。新聞記者が刑事司法に無知・無理解なのは検事当時から身に染みているが。>RT/矢部善朗弁護士
刑事弁護人の職責というのは、ほんとに理解されてないな。新聞記者が刑事司法に無知・無理解なのは検事当時から身に染みているが。>RT
— モトケン (@motoken_tw) 2014, 6月 7
それは検察側の立証に合理的疑いをはさむ余地があったということで、弁護人の責任は0%なの。/ジャーナリスト江川紹子
そもそも、刑事裁判の基本が、このいんたぶあ~は分かってないのではないか。有罪の立証は検察側にあるのであって、仮に有実の者が無罪になっても、それは検察側の立証に合理的疑いをはさむ余地があったということで、弁護人の責任は0%なの。
— Shoko Egawa (@amneris84) 2014, 6月 7
まれに弁護人が有罪意見を述べて懲戒されるのはそういうケースです。/櫻井光政弁護士
@mitsuoya @okamotonobuo 説得しても容れられない場合はそうなります。まれに弁護人が有罪意見を述べて懲戒されるのはそういうケースです。
— 櫻井光政 (@okinahimeji) 2014, 5月 20
刑事裁判の公正さは、有能な弁護人が被告人の立場に立ちきって検察の立証を突き崩そうとしてなおその立証を崩せないときに有罪を言い渡すシステムによって担保されている/櫻井光政弁護士
刑事裁判の公正さは、有能な弁護人が被告人の立場に立ちきって検察の立証を突き崩そうとしてなおその立証を崩せないときに有罪を言い渡すシステムによって担保されているのだと思います。弁護人が漠然と公正を考えて反証を加減するなどということがあれば、却って公正が害されるのです。
— 櫻井光政 (@okinahimeji) 2014, 5月 20
証拠の隠滅や偽造を行わず、被告人の言いたいことを最大限意を尽して主張することが弁護人の使命/櫻井光政弁護士
@okamotonobuo 証拠の隠滅や偽造を行わず、被告人の言いたいことを最大限意を尽して主張することが弁護人の使命。それを、偽造や捏造によらぬ証拠で有罪立証するのが警察検察の使命です。そうして刑事裁判はシステムとして機能します。それで有罪にできないなら証拠が不十分なのです。
— 櫻井光政 (@okinahimeji) 2014, 5月 20
「佐藤弁護士が批判される理由はない」 ベテラン弁護士が語る「刑事弁護人」の心得|弁護士ドットコムトピックス/櫻井光政弁護士
PC遠隔操作事件で公判中の片山祐輔被告人は5月20日、これまで続けてきた「無罪」の主張を一転させ、「私が真犯人です」と弁護人に認めた。主任弁護人の佐藤博史弁護士は記者会見で「裏切られたという感情はない」と語りつつ、「完全にだまされた」とも述べ、刑事弁護人としての複雑な感情をのぞかせた。
この件に関して、キャリア30年以上となる刑事弁護のベテラン櫻井光政弁護士が連続投稿したツイートが注目を集めた。そこでは次のように、「刑事弁護人」が果たすべき役割や心得について、経験にもとづいた見解が述べられている。
●「誰かが被告人を弁護しなければならない」
《凶悪犯罪の被告人から、「真実の犯人は自分だが無罪を主張してくれ」と言われたときに、無罪主張に最善を尽くさなければならないのが刑事弁護の倫理です。有罪主張したら懲戒を受けます。その場合に残された道は辞任しかないけれど、いずれにせよ誰かがこの被告人を弁護しなければなりません。》
《だから、自分は無実と言われた佐藤弁護士が被告人の無罪獲得のために全力を尽したことは、刑事弁護人として「見込み違い」「軽率」等と批判や揶揄されたりする理由は何もありません。的外れな批判・非難や嘲笑をする人は、刑事裁判のルールを知らない人です。もちろんそういう人でも批評は自由ですが。》
この投稿に対し、他の人から「そういうレベルを超えて肩入れしすぎだとも感じましたが」という指摘を受けると、次のように説明していた。
《それは弁護のスタイルだと思います。スタイルは弁護士によってまちまちで、高名な弁護士もそれぞれ独自のものを持っていますね。武道や芸事の流派みたいだと思うこともあります。》
●「証拠があれば無罪主張は恐れるに足りない」
また、「『自分は真犯人だが無罪を主張してくれ』と言われたら弁護しなければいけないというところに疑問を持つ」という意見も寄せられたが、それに対しては、次のように返答していた。
《弁護人の進退としては、辞任は可能です。受ける以上は無罪主張をしなければなりません。けれど、被告人の供述によらずに有罪にできる証拠が揃うことを求める刑訴法の理念からは、客観的な証拠があれば被告人・弁護人の無罪主張は恐れるに足りないということになります。》
さらに、片山被告人にだまされた格好の佐藤弁護士について、「意味不明な弁護人批判(非難?)が出てくるのは必至だし可哀想過ぎる・・・」と同情するツイートもあったが、櫻井弁護士は「鍛えられた刑事弁護人はマスの評価は気にしないから大丈夫だと思いますよ」と記し、佐藤弁護士への信頼を示していた。
(弁護士ドットコム トピックス)
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