再生17:40辺り。以前から指摘されてきた記者クラブ制に基づく捜査当局のリー クに基づく報道のあり方が改めて問われている

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“Title : 再生17:40辺り。以前から指摘されてきた記者クラブ制に基づく捜査当局のリークに基づく報道のあり方が改めて問われている
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遠隔操作ウイルス事件 片山祐輔被告、佐藤博史弁護士(1) – YouTube http://ow.ly/wbmr5 ← 再生17:40辺り。以前から指摘されてきた記者クラブ制に基づく捜査当局のリークに基づく報道のあり方が改めて問われている、とかいう佐藤博史弁護士。
9:40 AM – 26 Apr 2014

遠隔操作ウイルス事件 片山祐輔被告、佐藤博史弁護士(1) – YouTube http://t.co/1aai8BvReL ← 再生17:40辺り。以前から指摘されてきた記者クラブ制に基づく捜査当局のリークに基づく報道のあり方が改めて問われている、とかいう佐藤博史弁護士。

— 廣野秀樹 (@hirono_hideki) 2014, 4月 26

PC遠隔操作事件における誤認逮捕・起訴/前田恒彦元特捜部主任検事

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“Title : PC遠隔操作事件における誤認逮捕・起訴/前田恒彦元特捜部主任検事
“Cats : 検察
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PC遠隔操作事件における誤認逮捕・起訴の反省を踏まえ、公益の代表者である検察に求められているのは、

取調べの全面可視化を含め、何よりもフェアーなやり方で事案の真相を徹底解明し、

これを国民に対して明らかにすることにほかならず、警察ともどもマスコミに捜査情報をリークして既成事実化を進め、

被告人を社会から隔離し続け、「勝つためには手段を選ばず」という昔ながらのやり方で無理を重ね、

結果的に有罪判決さえ得られればそれで事足りるというものではないはずです。

これでは、ますます信頼回復から遠ざかる一方ではないでしょうか。

引用:PC遠隔操作事件における誤認逮捕・起訴

なぜ捜査当局は極秘の捜査情報をマスコミにリークするのか (1)/前田恒彦元特 捜部主任検事

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“Title : なぜ捜査当局は極秘の捜査情報をマスコミにリークするのか (1)/前田恒彦元特捜部主任検事
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“Tags : 検察,マスコミ,リーク
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11月12日、東京地検特捜部と警視庁は、医療法人徳洲会グループの選挙運動員に対する組織的な買収容疑で、現職国会議員の姉らグループの幹部6人を逮捕し、強制捜査に着手した。

しかし、既にその4日前である8日には、司法記者クラブに所属するマスコミ各社にその情報がリークされ、翌9日にかけ、各社一斉に「東京地検特捜部が議員の親族やグループ幹部らの立件方針を固めた」「近く本格捜査に乗り出す方針を固めた模様」といった横並びの着手予告報道がなされた。

東京地検特捜部が事件関係者の逮捕に関する了承を地検幹部から得た上で、東京高検幹部の了承を得た後、最高検幹部や検察トップの検事総長まで了承を得て、8日には正式にゴーサインが下りたことから、マスコミにも一斉にこうした情報が流されたものにほかならない。

引用:なぜ捜査当局は極秘の捜査情報をマスコミにリークするのか (1)(前田恒彦) – 個人 – Yahoo!ニュース

その意味で捜査経過は秘密にされる必要があるのですが、なぜか漏れます<元検 弁護士のつぶやき>

広島小1女児殺害事件の捜査情報リーク

 広島小1女児殺害事件の捜査情報がニュースとして報道されています。
 
 捜査の現場に携わっている人たちの中には苦々しく思っている人が多いことだろうと想像しています。

 なぜかというと、本来、捜査機関以外は犯人しか知らないはずの情報が多くの人の知るところとなる結果、将来容疑者が逮捕された場合、その容疑者が真犯人かどうかの心証が取りにくくなるからです。
 最悪の場合、秘密の暴露として犯人特定の決め手になるはずの供述の信用性が失われてしまう恐れもあります。
 また、ニュースを読んだ真犯人が有効な罪証隠滅工作を行う可能性も出てきます。

 その意味で捜査経過は秘密にされる必要があるのですが、なぜか漏れます。
 そのリーク元の多くは警察幹部だと考えています。
 経験豊富な現場の捜査官は、秘密が漏れると後の仕事がやりにくくなることを知っていますからリークする可能性は相対的に低いです。

 ではなぜ警察幹部が情報をリークするかと言いますと、なかなか犯人が検挙できない本件では、検挙できないという点を批判されますから

   我々(警察)はきちんと捜査してますよ。
   その証拠にこれまでこれだけのことが明らかになってますよ。

という感じで、言い訳というか検挙できないことに対する批判をかわすために捜査情報を漏らしていると思われます。

 犯人検挙に繋がるような情状開示ならまだいいのですが、単なる言い訳リークは捜査妨害以外の何物でもありません。

 警察幹部が警察の捜査の妨害をしているのです。
 私も苦々しい思いをしたことが何度もあります。
モトケン (2005年11月28日 13:44) | コメント(4) | トラックバック(5) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

引用:広島小1女児殺害事件の捜査情報リーク – 元検弁護士のつぶやき

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被害者の名誉を守る、またはより害さないために、<元検弁護士のつぶやき>

逆転無罪(強制わいせつ)

強制わいせつ罪の男性、福岡高裁が逆転無罪判決(2008年2月6日13時42分 読売新聞)

 女性(当時42歳)の胸を触るなどしたとして、強制わいせつ罪に問われた長崎県島原市の男性(44)の控訴審判決が6日、福岡高裁であり、陶山(すやま)博生裁判長は、女性の供述の信用性に疑問があるなどとして、懲役6月、執行猶予3年とした1審・長崎地裁島原支部判決を破棄し、無罪を言い渡した。

 この種の事件において、被害女性の供述の信用性に問題があるとして無罪になった場合、被害女性の名誉が著しく害されることになります。
 刑事訴訟においては、「疑わしきは被告人の利益に」という大原則がありますから、信用性に疑問が生じれば、つまり信用していいかどうか判断に迷うというような状況になれば無罪になるわけですが、一般の方から見れば、被害女性がいい加減な話をした、または嘘をついたと見える可能性があります。

 その意味では、被害者の名誉を守る、またはより害さないために、起訴前の捜査段階において、被害者の供述の信用性と強固さ(弁護人の反対尋問に耐えられるか)を慎重に判断する必要があります(どの事件でも同じですが)。

 そのためには、捜査官が被害者から被害状況を聞く場合において、被害者の言葉を鵜呑みにするのではなく、疑問点を徹底的に解明するという姿勢で臨む必要があります。
 被害者だから真実を正確に語るとは限りません。

 私が、取調べの姿勢(被疑者に限らず被害者、参考人でも)としていつも口にするのが、「信用しながら疑う、疑いながら信用する。」という言葉です。
 本当らしいけど、ひょっとしたら勘違いかも知れないし場合によっては嘘が混じっているかも知れない。荒唐無稽っぽいので基本的には信用できそうもないけど、ひょっとしたら真実かもしれない、という感じです。
 その結果として、根掘り葉掘り聞くことになります。
 被害者からすれば、不愉快なこと、腹立たしく思われる質問もしなければなりません。
 そして、他の関係証拠もあわせて検討した結果、この部分については間違いなく真実である、と確信が持てる事実に基づいて起訴していれば、そうそう簡単には無罪にならないと思います。
 確信が持てなければ毅然として不起訴です。

 捜査段階において、被害者にはかなり不愉快な思いをさせることになりますが、それが被害者の名誉を最大限に守ることになると思います。

 本件の捜査がどういうものであったかはわかりませんが。

 以上は警察官と検察官に対する注文みたいなものですが、裁判所に対しては以下の弁護人のコメントは少し気になります。

 船木誠一郎弁護士は「1審判決も、女性の供述の信用性に疑問を指摘しながら有罪とした。有罪ありきの判決だった」と批判した。

 一審判決がどのような言い方をしたのかわかりませんが、被害女性の供述の信用性に疑問があるのなら、無罪になると思います。
 被害女性の供述の信用性に疑問があるのに有罪にできるのは、被害女性の供述以外の強力な証拠がある場合のはずですが、そのような証拠があるのなら高裁で逆転無罪になる可能性は低いはずです。

 「有罪ありきの判決だった」と思える判決は、私も受けたことがあります。弁護人としてですよ。
モトケン (2008年2月 6日 18:33) | コメント(3) このエントリーを含むはてなブックマーク  (Top)

引用:逆転無罪(強制わいせつ) – 元検弁護士のつぶやき

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