[書籍]小早川明子『「ストーカー」は何を考えているか』 – 高輪共同法律事務所ブログ /落合洋司弁護士

ストーカーに殺されそうでもなかなか助けてくれない警察が、犯罪ですらない、家出人の捜索を綿密にやっているはずがない、/落合洋司弁護士

精神科医による専門性の高いものだったり、具体的な事件に特化して取り上げたりといったものであった中で、ストーカー問題に長年取り組んできた著者によるものだけに/落合洋司弁護士

■[書籍]「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書) 19:41 「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書)を含むブックマーク 「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書)のブックマークコメントAdd Star
「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書)

「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書)

作者: 小早川明子
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2014/04/17
メディア: 単行本
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著者の小早川さんとは、テレビ番組に一緒に出たことがあり、そのお話からいろいろと学ぶことも多いと感じていましたが、この本を贈っていただき、本も読めることになりました。ありがとうございました。

早速、ざっとですが読んでみたのですが、従来、ストーカーに関するこうした本は、精神科医による専門性の高いものだったり、具体的な事件に特化して取り上げたりといったものであった中で、ストーカー問題に長年取り組んできた著者によるものだけに、様々な具体例が紹介され、ストーカーの心理や講じるべき対策などが現実を見据えてつつ紹介されていて、類書にない独自性、価値があると感じました。本書では、最近の逗子ストーカー殺人事件なども取り上げられ、警察の対応も批判的に取り上げられていますが、ただ単に警察を責めて終わりにできる問題でもないことは十分認識されていて、「どうすべきか」という観点で書かれていることが大きな特徴だと思います。

ストーカー事件が後を絶たない現在において、読んでおくべき1冊と言えるでしょう。

引用:2014-05-03 – 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

キャスターのテリー伊藤は「彼は警察に逮捕されたときに、血の付いた包丁を差し出し、犯行を自供している。でも、裁判が始まると一転無罪を主張した。これをどう考えたらいいのか」と激しく反論する。/長崎ストーカー母・祖母殺人の被告死刑判決…父親手記

「判決が確定するまでは推定無罪。しかも、被告は判決公判当日に判決が不服だとして控訴をしている。これからも裁判は続くわけで、今の段階では犯人と断定するのは間違っている」とコメンテーターの勝谷誠彦(コラムニスト)はムキになって言う。これに対し、キャスターのテリー伊藤は「彼は警察に逮捕されたときに、血の付いた包丁を差し出し、犯行を自供している。でも、裁判が始まると一転無罪を主張した。これをどう考えたらいいのか」と激しく反論する。いつもは笑いに包まれているスタジオが凍りついた。

引用:長崎ストーカー母・祖母殺人の被告死刑判決…父親手記「早く絞首刑にして欲しい」 (1/2) : J-CASTテレビウォッチ

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“Tags : ストーカー,犯罪被害者,被害者感情
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キャスターのテリー伊藤は「彼は警察に逮捕されたときに、血の付いた包丁を差し出し、犯行を自供している。でも、裁判が始まると一転無罪を主張した。これをどう考えたらいいのか」と激しく反論する。/長崎ストーカー母・祖母殺人の被告死刑判決…父親手記

「判決が確定するまでは推定無罪。しかも、被告は判決公判当日に判決が不服だとして控訴をしている。これからも裁判は続くわけで、今の段階では犯人と断定するのは間違っている」とコメンテーターの勝谷誠彦(コラムニスト)はムキになって言う。これに対し、キャスターのテリー伊藤は「彼は警察に逮捕されたときに、血の付いた包丁を差し出し、犯行を自供している。でも、裁判が始まると一転無罪を主張した。これをどう考えたらいいのか」と激しく反論する。いつもは笑いに包まれているスタジオが凍りついた。

引用:長崎ストーカー母・祖母殺人の被告死刑判決…父親手記「早く絞首刑にして欲しい」 (1/2) : J-CASTテレビウォッチ

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ストーカー:厳罰化で解決するのか 「社会で考えて」 神奈川・逗子の事件で妹失った兄、訴え- 毎日jp(毎日新聞)/毎日新聞

毎日新聞 2013年04月19日 東京朝刊

 神奈川県逗子市で昨年11月、セミナーコーディネーターの三好梨絵(りえ)さん(当時33歳)が、元教員の男(同40歳)に1400通以上のメールを送りつけられた上、殺害された事件から5カ月余。梨絵さんの兄(41)=福岡県在住=が毎日新聞の取材に応じ「事件を考えると苦しくなり、まだ受け入れられない」と語った。一方で「犯人を救うことでしか妹を救えなかったのでは」と加害者側の精神治療がストーカー犯罪防止につながると提案した。【山下俊輔】

引用:ストーカー:厳罰化で解決するのか 「社会で考えて」 神奈川・逗子の事件で妹失った兄、訴え- 毎日jp(毎日新聞)

事件後、ストーカー規制法がメールの大量送信を規制していないこと、警察が以前に脅迫容疑で元教員を逮捕した際、逮捕状にある梨絵さんの現住所などを読み上げていたことが問題視された。

 「どうやったら妹が生きていられたのかと考えている。法律は改正してほしいが、それで全てが解決されただろうか。厳罰化で根本解決になるのか」

 警察に頼るだけでは被害者を守れないことが、事件の教訓だと考えている。

 「警察にノウハウがない中、ストーカー問題はここまで来てしまった。具体的にどうするか、専門家や社会も一緒に考えてほしい」

引用:ストーカー:厳罰化で解決するのか 「社会で考えて」 神奈川・逗子の事件で妹失った兄、訴え- 毎日jp(毎日新聞)

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SNSから情報入手 怒り覚えてストーカーになる男性が増加 /落合洋司弁護士

http://news.mynavi.jp/news/2013/06/11/134/

DVやストーキング被害のカウンセリングを受けるNPO法人ヒューマニティ代表の小早川明子さんの話。

「いまはネット上に個人情報が溢れています。たとえばフェイスブックでは、その人の楽しい日常を写真付きで知ることができます。

ほんの少しの交際でも人を妬みやすい人は、自分がこんな悲惨な境遇に置かれているのに、あいつは…などと、別れた妻や恋人の日常の情報を入手することで、怒りを覚えてストーカーになってしまう男性が後を断たないんです」

今に始まったことではありませんが、ネット上で、見ているこちらが不安になるほど、個人情報を露出している人は結構いて、そういった情報が、上記のように、他人を刺激する、ということは大いにあり得ることでしょうね。公開範囲を限定するとか、適度に薄めて、ぼかして書くなど、情報のアップにあたっては工夫が必要でしょう。

インターネットというのは、決して暗く、怖い世界ではありませんが、不特定多数が利用でき、誰がどこで見ているかわからない、ということを、常に念頭に置いて利用しなければならない、臆病になる必要はないが常に慎重さが必要な、そういう世界ではないかと思います。SNSを利用していると、つい、身近にいる親しい友達と直に話すような感覚になりがちですが、友達のように見えても実は裏切り者だったり敵だったり、ということが容易に起きるのもインターネット、ということを忘れてはいけないと感じます。

引用:2013-06-12 – 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

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“Tags : 落合洋司弁護士(東京弁護士会),ストーカー,弁護士ブログ
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この弁護人はしゃべりすぎじゃないか?すごく控えめな言い方だけど。【長崎ストーカー殺人初公判】筒井被告、自白一転/矢部善朗弁護士

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全国の45団体が22日までに、ストーカー殺人による犠牲者をこれ以上出さないために、ストーカー規制法の抜本的改正を求める緊急声明を出した。

神奈川県逗子市で女性デザイナーが元交際相手に刺殺された事件を受け、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害女性を支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「全国女性シェルターネット」など全国の45団体が22日までに、ストーカー殺人による犠牲者をこれ以上出さないために、ストーカー規制法の抜本的改正を求める緊急声明を出した。

声明は、警察が逗子市の女性から何度も相談を受けながら事件を防げなかったことについて「規制法が現実のストーカー事件に対応できない不十分なものであることを再認識させられた」と指摘。

引用元: ストーカー規制法改正を 45団体が緊急声明 :日本経済新聞.