冤罪を生んだ責任の99・9%は捜査機関に <今村元・富山弁護士会会長声明・2008年頃>- 日暮れて途遠し(過去記事の転載から)

以下は平成21年の9月頃からプライベートモードにした次のブログからの転載記事になります。なお、引用した記事は現在リンク切れになっているようです。また、このえん罪事件は日本全国の弁護士が多数終結し、1億円を超える額の国家賠償請求の裁判をやっていますが、全国ニュースレベルで見かけることはほとんどなく、知らない人が多いかと思います。一般の関心や認識の程度という意味でも参考になる問題と思います。

冤罪を生んだ責任の99・9%は捜査機関に – 日暮れて途遠し http://d.hatena.ne.jp/hirono\_hideki/20080401/1207060520

引用開始

富山・強姦冤罪事件:弁護人の責任言及せず 県弁護士会が報告書公表 /富山
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20080329ddlk16040450000c.html

富山・強姦冤罪事件:弁護人の責任言及せず 県弁護士会が報告書公表 /富山

 県警による強姦冤罪(ごうかんえんざい)事件で、県弁護士会は28日、経緯の調査結果や再発防止策をまとめた報告書を公表した。当時の国選弁護人の責任には言及せず、記者会見を開いた今村元・会長は「冤罪を生んだ責任の99・9%は捜査機関にあり、弁護士の処分や注意は行わない」と述べた。

 報告書は、被害者の柳原浩さん(40)が、逮捕直後の当番弁護士の接見から国選弁護士選任までの約1カ月半の間に、強圧的な取り調べを受けて「自白」に至ったと指摘。「この空白が冤罪の一因」とし、当番弁護士の派遣回数を増やすことや、否認している際は弁護士の私選を勧めることなどを提言した。

 捜査機関に対しては、警察署内に容疑者を拘置する「代用監獄」の廃止や、取り調べの全面可視化を要求。弁護士にも「自身が自白偏重に陥っていないか、肝に銘じるべきだ」として、容疑者が自白に転じた際は慎重に事情を聞くよう求めた。

 県弁護士会は冤罪発覚直後の07年1月に調査委員会を設置。聴取内容の公開を巡って柳原さんと対立し、本人からは話を聞けなかった。【茶谷亮】

毎日新聞 2008年3月29日 地方版

昨夜、今枝弁護士のブログで知りました。さっそく元検弁護士のブログで、この問題のことをコメントしたのですが、まったく無反応でスルーされていました。
http://www.yabelab.net/blog/2008/03/31-140917.php

No.3 廣野秀樹さん | 2008年3月31日 20:20 | CID 131051  (Top)

 今枝弁護士が細かく取り上げていますが、とても参考になります。

富山氷見事件について弁護士会報告書
http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/view/20080331/1206928539

県警による強姦冤罪(ごうかんえんざい)事件で、県弁護士会は28日、経緯の調査結果や再発防止策をまとめた報告書を公表した。当時の国選弁護人の責任には言及せず、記者会見を開いた今村元・会長は「冤罪を生んだ責任の99・9%は捜査機関にあり、弁護士の処分や注意は行わない」と述べた。

 いくらなんでもそれはないだろうと感じました。安だ弁護団の一派が、特別な存在とばかり思っていましたが、こちらのほうがより問題性が高そうです。
 おまけに富山県はお隣なんです。以前は仕事でよく言っていました。なかなか特徴のある県民性でもありますが、これじゃ刑事弁護のみならず、北陸の恥さらしです。

 エントリ名は弁護士会の裁判員制度対応状況ですが、私が水を差してしまったのか、盛り上がりに欠け、一日も立たないうちにお蔵入り状態みたいです。最後のコメントも3月31日になったままです。(4月1日23時30分現在)
 想像以上に、脆弱な基盤の上に成り立った歪な世界なのかもしれません。

引用終了

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やはり自由な活動がしやすい弁護士の方が検察より分がありそうです。不都合な問題や情報は徹底的に無視するという意味でも。

引用開始

●小沢弁護団と田代政弘検事とのやり取り
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証人として出廷したのは「特捜部は恐ろしいところ」と石川
議員に迫ったとされる田代政弘検事。焦点になったのは、昨
年5月17日に、石川議員がICレコーダーで隠し録音した
取り調べの内容だった。田代検事は、その内容をまとめた報
告書に、石川議員が小沢元代表の関与を認めた理由を「11
万人以上の有権者に選ばれた国会議員が、やくざの手下が親
分を守るようなうそをついてはいけない」と言われたのが効
いたと供述した、と記した。ところが隠し録音にこのやりと
りはなかった。「内容虚偽の報告書を作ったのでは」と問わ
れた田代検事は「思い出しながら作成したので記憶が混同し
た」と釈明。この報告書が提出され、小沢元代表を起訴相当
とした検察審査会への影響を指摘されると、「可能性は(あ
る)」と、認めた。
引用元: Electronic Journal: ●「田代検事の虚偽の捜査報告書」(EJ第3208号).

引用終了

検察の信用を失墜させた大問題かと思いますが、どういう問題だったのかを改めて確認しておこうと思い、調べたところ、非常にわかりやすくまとめられていました。

弁護団の活躍によるところが大きいのではと思われますが、ささいなことをことさらに大きく膨らませたとしか思えないです。インターネットや世論を利用し、追い風にする意味では、、やはり自由な活動がしやすい弁護士の方が検察より分がありそうです。不都合な問題や情報は徹底的に無視するという意味でも。

個人的なものですが、この問題一つをとってみても検察より弁護士に対する不信感を増強しました。それが期待された姿なのかもしれないですが、普通に生活する一般市民の利益になるとは到底思えず、弁護士が指名にするという社会正義にかなうとも思えないです。

金沢弁護士会の会長も歴任したようです。殺人未遂事件の共犯として、金沢地方検察庁に告訴の準備を進めています。

引用開始

2012.12.6 02:28

京都地検の検事正に就任した大島忠郁(ただふみ)氏(59)が5日、着任記者会見を開き、「検察の信頼を回復すべく職務を遂行していきたい」と抱負を語った。就任は11月30日付。

大島検事正は大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件が明るみに出た平成22年当時、大阪地検の次席検事を務めていた。検察改革に対して「特効薬はない。職員一人一人が自分の仕事を忠実に誠実に行っていくほかない」と述べた。

不祥事が起きた要因については「事実を追わず、『調書さえ取れば何とでもなる』。そんな発想が(検察内に)あったのではないか」と話した。

引用元: 大島・新検事正が京都地検着任会見 「信頼回復すべく職務を遂行」 – MSN産経ニュース.

引用終了

前任か前々任の金沢地方検察庁の検事正だと思います。自分の事件や裁判のことも知っているかと思いますが、金沢地方検察庁と連携を図る上でも京都地検というのは何かと好都合になるかと思います。

自分の母方の親戚は京都市が中心になっています。

木梨松嗣弁護士に対する弁護費用を用立ててくれたのも京都の親戚です。母親からは親戚の紹介の弁護士だと聞かされていたのですが、今年の8月になって、無関係だと知らされました。

先日は、京都の親戚が来たとき、木梨松嗣弁護士の選任について話を聞いたのですが、やはり木梨松嗣弁護士は被告訴人OKNの紹介だった可能性が高く、母親がそれらしい話をしていたと聞きました。宇出津のOだと言っていたそうです。

なお、弁護士費用は母親から30万円だと聞かされていたのですが、同じく8月に親戚から聞いた話では50万円用立てたとのことです。木梨松嗣弁護士は平成4年の事件の控訴審の私選弁護人です。

あとになってからインターネットで知ったのですが、金沢弁護士会の会長も歴任したようです。殺人未遂事件の共犯として、金沢地方検察庁に告訴の準備を進めています。告訴状を提出することは11月22日に金沢地方検察庁の岸田さんと話をし、了解済みです。